時系列まとめ的な記事を書いてみました
→【過去エントリから須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件を振り返ってみる】
止まらない虐待
2006.11.08/Wed
――というブラックジョークをかます事すらためらわれる程に悲惨な事件である。
“YOMIURI ONLINE『娘に暴行4年の父、「鬼畜」と懲役12年…札幌地裁』”より
4年近くにわたり、実の娘を繰り返し暴行したとして、強姦や準強姦などの罪に問われた北海道日高地方の無職男(49)に対する判決が7日、札幌地裁であった。
井口実裁判長は「鬼畜の所業。厳罰をもってのぞむほかない」として、懲役12年(求刑・懲役13年)を言い渡した。
判決などによると、男は、長女が9歳のころからわいせつな行為を始め、暴力を恐れて長女が抵抗できないことにつけ込み、今年3月までに、少なくとも4回乱暴した。長女が3月に家出し、父親を警察に告訴したことから発覚。検察側は、02年7月以降、男が2、3日おきに暴行を繰り返していたと指摘した。
井口裁判長は、「1人で耐えるしかなかった苦痛と絶望は想像を絶する。(憎しみから)父の死刑を望む姿は哀れである」と述べた。
(2006年11月7日11時31分 読売新聞)
この手の虐待事件の前例として、『尊属殺法定刑違憲事件(栃木実父殺し事件)』というのがありましたな。
(『尊属殺法定刑違憲事件』は、高校政経の教科書もしくは資料集に軽く取り上げられているので、この事件を見た事がある人も多いと思われ)
今年は(“近年は”と言うべきか?)子供への虐待のニュースを目にしない日の方が少ない気がする。「虐待するような奴らの気が知れねぇ」ってのが率直な思いだが、虐待やいじめみたいに“自分より弱い者に手を出す”というのは、ある意味“ヒトの業”なのかもしれない・・・。
それはともかく、この事件の判決である懲役12年が果たして妥当かどうかについてちょっと議論が出てきそうですな。
量刑がどの位で妥当なのかはよく分からんけど、とりあえず、キチガイ親父が出所した時に被害者である長女をちゃんとガード出来るかが重要な問題になってくると思う。参考までに、06年の犯罪白書によると、性犯罪者の再犯率は軽視出来ないモノであるそうな。
▼YOMIURI ONLINE『性犯罪者の2割強が再犯、06年犯罪白書公表』
(あくまで可能性の話だが)長女が二十歳過ぎ位になった頃にキチガイ親父は出所する計算になるけど、出所した親父がいい年頃になった長女にまた手を出すという可能性はあり得るし、また逆恨みからいわゆる“お礼参り”的な事をしてくる虞もある。
犯罪の事前防止・摘発はモチロン重要であるが、再犯をいかに防ぐかというのも今後はより大きな課題になっていきそうですな。
ちなみに、終身刑が存在すれば長女の安全をとりあえず確保できると思われるが・・・。
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カテゴリ: 意識を向けてみた話題
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