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はぐれ士(さむらい)の風来記(仮)

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過去エントリから須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件を振り返ってみる

企業としてのアーツビジョンの存続可能性は?[声優業界枕営業疑惑]

2007.05.29/Tue

[関連記事]
アーツビジョン松田元社長は不起訴になっていた[声優業界枕営業疑惑]

 昨日はデカイ事件が立続けに3つ起きたわけだが、その中でもある意味一番大きな騒ぎになっていると思われる「アーツビジョン社長わいせつ事件」。

ANN NEWS『芸能プロ社長が採用エサに声優志願少女にわいせつ』”より
 「面接に合格させてやる」と言って、16歳の少女にわいせつな行為をしたとして、芸能プロダクションの社長が書類送検されました。

 芸能プロダクション「アーツビジョン」の松田咲實社長(58)は、去年12月、面接試験を受けに来た16歳の少女に「声優として採用してあげる」などと約束し、社長室に連れ込んでわいせつな行為をした疑いが持たれています。松田社長は先月4日に逮捕されましたが、病気のため釈放され、28日に書類送検されました。警視庁は、余罪があるとみて捜査しています。調べに対し、松田社長は「私がやりました」と容疑を認めているということです。


[関連リンク]
アーツビジョン騒動関連まとめwiki
【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)『堀江由衣ら所属の声優事務所「アーツビジョン」社長、声優志願16歳少女に猥褻。』
痛いニュース(ノ∀`)『堀江由衣ら所属の声優事務所「アーツビジョン」社長、声優志願の少女に猥褻』

・・・(声優業界の深い話はとりあえず置いといて)いわゆる「枕営業」は噂レベルで語られていたけれど、業界最大手のプロダクションの社長が実際にこんな事をやった(しかも逮捕から2ヶ月近くの間事実が公になっていなかったらしい)というのは相当な衝撃であろう。

 余談だけど、一部の人たちはいわゆる「民主ブーメラン」の恐ろしさをその身で体感したのではないでしょうかね?

[7月9日追記]
どうもゴシップの気が強いものの、枕営業についてこんな告発が出ております。
ニコニコ⊂('・c_,・` )二⊃ブンw『グラビアアイドル せきあゆみ 枕営業を断りアイドルを引退することをブログで表明』(情報元:newsing

[7月15日追記]
月刊「創」8月号に、「松田元社長は他の中小事務所の枕営業を斡旋していた」という記事が。
やはりこういうのは大なり小なりどこの事務所でも横行していたというのか?
カジ速『あのアーツの松田社長は枕の斡旋もしていたらしい件』

アーツの「継続企業の前提」に黄色信号?


 さて、事が事なだけにアーツビジョンの経営は大丈夫なのかという疑問も出てくるが、どうもアーツはゴーイング・コンサーン問題に触れてしまっている気がする・・・・・・と、無理矢理会計学とリンクして考えてみる。

 ここで「ゴーイング・コンサーン(以下、GC)問題」とは、
・企業が継続的存続能力を有しているかどうか?
・継続企業の前提(=企業が永久に継続して事業を営むものとする前提に立つ思考)に基づいて財務諸表を作成する事が適切であるかどうか?

という問題の事である。
(もう少し詳しい話は黄色信号が点いてる企業はどこだ?】の記事、及びITmedia News『ブロッコリーから「継続企業の前提に関する注記」が外れる』を参照)

 まぁ簡単に言うと、「急激な売上の減少やブランドイメージの悪化など、企業の存亡に関わるような事象があれば情報開示しろ」という話である。なお、GCに関する情報開示が適切に行われなければ、最悪、不適正意見を出され企業は倒産という場合もありうる。

 では、継続企業の前提に重要な疑義を抱かせる事象の例と今回のアーツの状況を照らし合わせると、以下の点でアーツはヤバイと判定される可能性がある。
・ブランドイメージの著しい悪化
・事業活動に不可欠な人材の流出
・事業活動に不可欠な重要な資産(今回の場合は声優か?)の毀損、喪失
・重要な市場又は得意先の喪失
・巨額な損害賠償金の負担の可能性

声優業界の再編はあるのか?


・・・とまぁ、上はあくまで可能性の話なんで、実際はどうなるのかは分からない。だが、今回の件で声優が別事務所に移籍する事は十分考えられるので、アーツは無傷では済まないと思われる。

 まとめサイト等によると、現時点(7月15日)においてアーツは信頼回復・再発防止に関して特にアナウンスを出していないらしい。
 松田元社長やアーツがどう責任を取るのかは不明だが、被害者や業界関係者が賠償を請求した場合、彼らが責任を回避しようとしても、アーツ関連事務所(企業)は株主が松田元社長一人の企業であるという点で会社法の「法人格否認の法理」を適用する余地があることから、結局松田元社長が責任を回避するのは難しいと思われる
(なお、「法人格否認の法理」とは企業の債務逃れを阻止する最終手段として使われる法理論のことである。)

 仮に業界最大手であるアーツが解散となれば、これはある意味「みすず」の解散と同じくらいのインパクトがあるな。

 あと「創」に書かれていたが、この問題は声優“だけ”に止まらないんだよね。アニメ制作会社や出版社とかの方にもメスは入るのですかねぇ?

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カテゴリ: ぁやしい事件簿
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