時系列まとめ的な記事を書いてみました
→【過去エントリから須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件を振り返ってみる】
ハナから過失責任に言及するのも考え物?―青森県藤崎中学校柔道部で事故
2009.05.27/Wed
“読売新聞『柔道「乱取り」で頭を強打、中1男子が入院先で死亡…青森』”より
青森県藤崎町立藤崎中学校柔道部の1年男子生徒(12)が、部の練習中に頭を打って意識不明の重体となり、入院先の病院で27日午前に死亡した。
同校によると、生徒は23日、互いに技をかけ合う「乱取り」で上級生に投げられ、頭を打って意識を失い、病院へ運ばれた。当時、部員9人が練習していた。顧問の教諭は参加していなかったが、町の学校生活相談員の男性ら2人がコーチとして指導していた。死亡した生徒は柔道を始めたばかりだったという。
「乱取り」。須賀川の事件があってか懐疑心を持ってしまうが、これは過剰反応なのか? まぁやましい事が何も無ければそれはそれで良いのだけどさ(指導方法に問題があったかなどの検証はもちろん必要)。
と書いてみたものの、校長のコメントがちょっと気になった。
奈良誠一校長は「学校に過失はなかったが、こういう結果になって残念。改めて安全の認識を高めたい」と話している。
>学校に過失はなかったが
>学校に過失はなかったが
>学校に過失はなかったが
ちょっ!? それは今の段階で言う言葉じゃないんじゃね? それを抜かして「こういう結果になって残念」「改めて安全の認識を高めたい」とか言うのは無難なやり口だけど、初っ端から過失責任云々を言うのは自爆な気が。
ロシアは既にマジギレしてたようです―中国Su-27違法コピー問題
2009.05.21/Thu

プーチン首相はお怒りのようです。
中国がロシアの戦闘機“Su-27 フランカー”を勝手にコピーしてた問題で、08年4月にロシアは中国に対し「勝手にコピーするな!」と警告を出していたが(【中国、ロシア戦闘機Su-27のコピーに成功】の記事を参照)、ロシアはとっくの昔に堪忍袋の緒が切れてたそうな。
“産経新聞『中国がコピー兵器を続々生産 露の怒り受け知的財産保護協定』”より
中国がロシアから購入した戦闘機や潜水艦、戦車など主要兵器20種以上をコピーして国産化、途上国へ大量に販売し、怒ったロシアの要求で、昨年12月に両国間で兵器に関する知的財産権保護協定が結ばれていたことが20日までに分かった。
(中略)
兵器のコピーは過去15年間にわたって行われており、ロシア側は詳細なコピー兵器リストを作成し、中国側に突きつけた。知的財産権保護に関する協定は昨年12月中旬、ロシアのセルジュコフ国防相が訪中した際に調印されたが、両国は一切公表していない。(共同)
注:引用文の強調箇所は管理人によるもの。
今回ロシアが強硬な態度で訴え出たのには、「中国のコピー品にシェアを奪われる事により外貨の獲得(Su-50の研究開発費の調達)に支障が出かねない」という理由があると私は思ってるのだけど、【はてなブックマーク】のコメントにあった
問題視せざるをえないほどコピーできる技術力を認めたということに通ずる
という指摘も頷ける。民間レベルでやってるコピーはお粗末な物が多いけど、国防分野となれば必死でコピーしてきそうだからなぁ。
(更新アリ)値下げより自分トコのブラック体質の改善が先だろう・・・―すき家残業代不払い問題
2009.05.03/Sun
“Yahoo!ニュース(産経新聞)『不況で熱々 牛丼戦争再び?』”より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090416-00000114-san-bus_all
ゼンショーの発表によると、すき家で販売する牛丼並盛りを現行より20円、カレー並盛りは50円それぞれ値下げして各330円とする。すき家の平成21年3月期の既存店客単価は前期比2・1%減少したほか、売上高も同1・6%減っており、値下げで価格に敏感な消費者の来店を促す。
この値下げの裏ではどのような惨劇が繰り広げられているのだろか?
“朝日新聞『すき家ゼンショー、告発した店員を告訴「飯5杯盗んだ」』”より
店のご飯を無断で食べたなどとして、牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショー(本社・東京都港区)が、残業代不払いで同社を刑事告訴した仙台市の女性店員(41)を、窃盗などの疑いで仙台地検に刑事告訴していたことが分かった。地検はすでに店員を不起訴としており、店員側は「こんな手段で威嚇、報復するのは許されない」と反発している。
店員側の弁護士らによると、ゼンショーは、商品用のご飯どんぶり5杯分を無断で食べたとする窃盗などの疑いで、店員を告訴した。店の監視カメラの映像が証拠だとしている。
店員は「ご飯に洗浄用ブラシの毛が入ったため商品に使わず、まかない用のおにぎりにした」などと反論。地検は今年3月、嫌疑不十分で店員を不起訴とした。
(中略)
店員は昨年4月、仲間2人と、残業代の割増賃金が不払いだとして労働基準法違反の疑いで同社を刑事告訴した。仙台地検は今年1月、同社を不起訴としたが、店員側が不払い分の支払いを同社に求めた民事訴訟が続いている。
※注:引用文中の強調は管理人によるもの。
※関連:痛いニュース『すき家ゼンショー、残業代不払いを告発した店員を逆に告訴 「飯5杯盗んだ」』
すき家(ゼンショー)は、以前残業代の不払いについて「アルバイトは業務委託関係にあるから残業代払う義務はない」とかいうトンデモ発言をしてNHKの『クローズアップ現代』とかでネタにされた過去があったと記憶してるが、それを知ってると、この裁判は店員に対する報復行為に見えてしまうよなぁ。
つーか、提訴の理由が「白米5杯を盗んだ」って、ゼンショーの監査役はこの提訴に何も意見を付けなかったのか? 昨今のゼンショーへの風当たりを考えれば、こんな事すれば企業イメージに傷が付いちゃうと容易に想像出来ると思うのだけど。
(でも、実務において監査役は経営者に首根っこを掴まれている場合が多いとも聞くしなぁ)
ゼンショーは3月決算の会社だから近く株主総会が開かれるけど、総会でこの件に突っ込みを入れる骨のある株主は現れるか?
※5月3日追記
産経新聞がこの騒動について両者の言い分もちゃんと取り上げた特集記事を出したが、そこに気になる記述が。
“産経新聞『【衝撃事件の核心】「おにぎり作って食べた」→窃盗 「すき家」が店員告訴、賃金トラブルが引き金!?』”より
同社が女性を告訴したことが判明すると、新聞各社などが「窃盗などで逆告訴」として相次いで報じ、ネットでも大きな反響が起こった。
ただ、ゼンショー側にも言い分があるようだ。
関係者によれば、告訴のメーンは「詐欺」だったが、「窃盗」ばかりがおもしろおかしくクローズアップされたという。
「女性側が残業代に関して刑事告訴という手段を取ったため、こちらも勤務実態を確認したところ、そもそも勤務報告書が改竄されていたことが分かり、ご飯の件とともに告訴した」
関係者によれば、これがゼンショー側の主張なのだ。
騒動が勃発した時の記事を見直すと、確かに「窃盗など」と書かれている。・・・この「など」の部分に勤務報告書改ざんによる詐欺容疑が含まれていたのね。
これに対して女性は「店では前日にあらかじめ勤務報告書を記入しておく習慣があった。急用で勤務に入れない日があったが、たまたま名前を書き換えるのを忘れた」と説明している
ゼンショーが訴えた勤務報告書改ざんは「この時たまたま行われた」のか、「日常的に行われていた」のかで、この騒動の見方がまた変わってくる? 日常的に行われていたのなら、その背景についても調べをいれなきゃならんのも忘れてはいけない。
・・・のだけど、ゼンショーの「アルバイトは業務委託関係」発言とかを見ると、この主張も怪しく見えてしまうのも事実だったりする。
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