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はぐれ士(さむらい)の風来記(仮)

社会経済から雑談に使えそうなニッチなネタまでを無節操に提供していくブログ。



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時系列まとめ的な記事を書いてみました
過去エントリから須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件を振り返ってみる

(更新アリ)賠償責任の押し付け合い?[須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(番外編)]

2009.04.15/Wed

※4月14日第1版アップ。15日更新。

判決は確定したけれど


福島民友『須賀川一中柔道部事故で判決が確定』(ウェブ魚拓)”より
 須賀川市の須賀川一中で2003(平成15)年10月、柔道部の練習中に当時1年生の女子生徒(18)が意識不明になった事故で、女子生徒と両親が、同市や県、けがをさせたとする当時の男子生徒とその母親に損害賠償を求めた訴訟で、学校側の過失を認め市と県などに総額1億5554万円の賠償を命じた地裁郡山支部判決は11日、確定した。控訴期限の同日午前零時までに、原告側、市や県、男子生徒側のいずれも控訴しなかった。


 これで、少女の親御さんの負担は一つ――大きな一つが解消された。しかし、次のステップである「隠蔽関係者のけじめとみそぎ」について暗雲が垂れ込めている模様。

福島民友『県「賠償負担難しい」/須賀川一中柔道部訴訟』(ウェブ魚拓)”より
 須賀川市の須賀川一中で柔道部の練習中に女子生徒が意識不明になった事故で、賠償金1億5554万円を市などと連帯して支払うよう地裁郡山支部に命じられた県は8日までに、県が賠償金を負担するのは難しいとの見解を同市に示した。
 県教委の認識は、市町村立学校の過失が問われた場合、損害賠償を負うのは教職員の任命権を持つ県ではなく、教職員の服務監督指導を所管する市町村−というもの。県教委によると、同様のケースで県が賠償金を支払った前例はない。
 市は一時的に賠償金を全額負担する考えで、負担割合は3者が今後協議することになっている。
 学校の事故で県と市町村の責任の割合をめぐっては、郡山市立中学校で起きた体罰に対する損害賠償で、県と同市が負担割合を争って最高裁で係争中となっている。


 県が賠償金について渋った顔をしているのは、記事の最後に書いてある郡山市立中学の裁判が係争中だから(ここで賠償金の負担率を決めると郡山の裁判に影響を与えかねないから)という意見があるが、
>裁判が係争中だから(影響を与えかねない)
ってフレーズ、この事件の裁判で度々見かけましたよねぇ(福島地検が刑事を“起訴中止”扱いした件)
 もうさ、公務員も、弁護士や会計士、不動産鑑定士のように個人にダイレクトに賠償責任が及ぶようにした方がええんとちゃうかなぁ?少なくとも上の役職の人間には責任の重さを自覚させるように制度を変えないとダメなんじゃ。

市長が逃げた!


 前のエントリで、市が控訴を断念するのを発表した時に市長が原告側の感情を逆撫でするような発言をしたことについて触れた。

須賀川市役所『須賀川市長の記者会見の内容』(ウェブ魚拓)”より
ご承知のとおり、本市はこの民事訴訟において、原告の訴えのすべてについて争っていたのではありませんが、判決では、本市が主張しておりました元部長によるいじめはなかったことや事故の発生については、学校だけではなく、医師から直接診断結果を聞かされていた原告側にも、「自ら結果の発生を回避する選択肢を探ることもあり得た」という、一定の過失があったことなどが認められております。


>医師から直接診断結果を聞かされていた原告側にも、「自ら結果の発生を回避する選択肢を探ることもあり得た」という、一定の過失があった
・・・この一文は余計かと。こんなのを言っちまうと、「親にも過失があるけど仕方が無いから市が負けてやった」とも聞こえるぞ。
 この記者会見の文面を考えた奴は、火に油を注ぎたがる放火魔なのか、それとも真性のバカなのか、はたまた愉快犯orユダ(内部工作員)なのか? どうにしろ、須賀川市のリスクマネジメントは未だ改善されていないというのだけは分かったわ


 やっぱりというか、この一文は2ちゃんねるのニュー速スレなどで叩かれたワケでありますが、その様子を知ったのか、10日の深夜(11日午前)になって市のサイトからこの記者会見の全文を載せたページが消えた!

問題のページ
※4月14日朝の時点では会見の中身は消されたまま。

・・・・。
「市は、また“してはいけないことをしましたね”」

※4月15日追記
 14日中に記者会見の内容が再アップされた。どうやら少女の親御さんからツッコミを受けた事で加筆を加えた模様。
(ただ、我々の反応を見ても分かるように、こういう作業は一気にやらないといらぬ誤解を与えてしまうと思うよ。)

須賀川市役所『須賀川市長の記者会見の内容』”より
(はじめに)
平成21年4月10日に原告ご両親に謝罪にお伺いした際、4月7日の記者会見における発言内容の一部に、不適確な部分があったのではないかとのご指摘を受けました。
私としては、報道を通して市民の皆様に対し、今回の判決を受け入れ、控訴しない理由等について申し上げましたが、一部において説明が不足していた部分がありましたので、ご両親に対してお詫びいたしました。
なお、すでに発言した内容を削除してしまうと、さらなる誤解を招きかねませんので、原文を残した上で判決文の趣旨に沿い、意図するところを加筆させていただくことといたします。

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