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はぐれ士(さむらい)の風来記(仮)

社会経済から雑談に使えそうなニッチなネタまでを無節操に提供していくブログ。



[お知らせ]
時系列まとめ的な記事を書いてみました
過去エントリから須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件を振り返ってみる

須賀川市議会が賠償金を用意[須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(PART23)]

2009.04.23/Thu

※判決の中身については【真相解明へ大きな一歩!学校側の責任が認定される[須賀川市立第一中学校暴行事件(PART21)]】の記事を参照してください。

 加害者・学校側の責任がほぼ原告側の主張通りに認められた判決が確定したのを受けて、須賀川市議会は今年度の予算に賠償金の支払額も盛り込むことを可決したそうな。これで賠償金そのものは支払われる事が確定したか。
※福島民友が詳しく記事を書いているが、ウェブ版に記事を出してないので、大規模オフ板にうpされた物を転載。
※それぞれの画像をクリックすると拡大。
福島民友4月23日その1

福島民友4月23日その2

・賠償金支払いのための予算として1億7,851万円(遅延損害金(利息みたいなもの?)を含む)、弁護士費用として420万円を計上。
・市は17日に県教育委員会に対し、当時の柔道部顧問の懲戒処分を内申した。
・同時に、当時の教頭と副顧問の処分も申請。


 記事にはこう書かれているが、顧問と教頭の処分がなされるのなら、当時の校長も退職金の一部を賠償金の支払いとして返納するのがスジってものじゃないかな?

[関連記事]
真相解明へ大きな一歩!学校側の責任が認定される[須賀川市立第一中学校暴行事件(PART21)]
顧問と母親の無責任っぷりが垣間見えた第2回証人尋問[須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(PART19)]
最高裁と福島地検のズレ―顧問らの不起訴が確定した須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(PART18)
「何とも思っていない」発言〜加害者は真性のD〇Nのなのか?[須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(PART17)]:加害者の元部長に対する証人尋問の様子。
( ゚д゚)ハァ?→市側「少女は何度も脳挫傷を経験している」(更新アリ)[須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(PART13)]
検察が捜査記録の開示に“一部だけ”応じた[須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(PART12)]:検察が起訴不起訴を決定しないせいで裁判が無駄に長期化。
教頭は暴行の事実を認めていた?[須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(PART8)]:暴行を否定し続けた教頭。だが警察の現場検証で一転、暴行の事実を認めるような発言をしたとか。
やっぱし本音は・・・[須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(PART3)]:事件の再調査は“教育委員会の保身”からやむなく行ったものらしい。

今度は顧問による暴行かよ!――横浜市奈良中柔道部暴行事件:力の使い方を知らなきゃ全国大会優勝経験者すら暴行犯になる。
[参考リンク]
AmebaVision『須賀川第一中学校柔道部リンチ事件まとめ動画』:事件の概要をサックリと知りたい人向けの動画。
文芸春秋編 日本の論点:山崎マキコの時事音痴『2ちゃんねるとmixi〜須賀川市立第一中学校リンチ事件に考える』
痛いニュース『柔道で重体の女生徒(15)、男子部員(16)と県等に約2億3000万円求め提訴』:問題発覚時の2ちゃんねるの反応。
痛いニュース『2ちゃんねるから匿名支援 "中1女子柔道部員がリンチで意識不明"事件で』
賀川市立第一中学 柔道部リンチ事件『隠蔽工作』のまとめ
須賀川市立第一中学校柔道部事件リンク集:過去のテレビ報道の動画もいくつかアリ
YouTube『報道特捜プロジェクト「"学校内事故"なぜ救急車を呼ばない?」』:この事件の派生論点として。
テーマ: 許されない出来事
ジャンル: ニュース
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(更新アリ)賠償責任の押し付け合い?[須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(番外編)]

2009.04.15/Wed

※4月14日第1版アップ。15日更新。

判決は確定したけれど


福島民友『須賀川一中柔道部事故で判決が確定』(ウェブ魚拓)”より
 須賀川市の須賀川一中で2003(平成15)年10月、柔道部の練習中に当時1年生の女子生徒(18)が意識不明になった事故で、女子生徒と両親が、同市や県、けがをさせたとする当時の男子生徒とその母親に損害賠償を求めた訴訟で、学校側の過失を認め市と県などに総額1億5554万円の賠償を命じた地裁郡山支部判決は11日、確定した。控訴期限の同日午前零時までに、原告側、市や県、男子生徒側のいずれも控訴しなかった。


 これで、少女の親御さんの負担は一つ――大きな一つが解消された。しかし、次のステップである「隠蔽関係者のけじめとみそぎ」について暗雲が垂れ込めている模様。

福島民友『県「賠償負担難しい」/須賀川一中柔道部訴訟』(ウェブ魚拓)”より
 須賀川市の須賀川一中で柔道部の練習中に女子生徒が意識不明になった事故で、賠償金1億5554万円を市などと連帯して支払うよう地裁郡山支部に命じられた県は8日までに、県が賠償金を負担するのは難しいとの見解を同市に示した。
 県教委の認識は、市町村立学校の過失が問われた場合、損害賠償を負うのは教職員の任命権を持つ県ではなく、教職員の服務監督指導を所管する市町村−というもの。県教委によると、同様のケースで県が賠償金を支払った前例はない。
 市は一時的に賠償金を全額負担する考えで、負担割合は3者が今後協議することになっている。
 学校の事故で県と市町村の責任の割合をめぐっては、郡山市立中学校で起きた体罰に対する損害賠償で、県と同市が負担割合を争って最高裁で係争中となっている。


 県が賠償金について渋った顔をしているのは、記事の最後に書いてある郡山市立中学の裁判が係争中だから(ここで賠償金の負担率を決めると郡山の裁判に影響を与えかねないから)という意見があるが、
>裁判が係争中だから(影響を与えかねない)
ってフレーズ、この事件の裁判で度々見かけましたよねぇ(福島地検が刑事を“起訴中止”扱いした件)
 もうさ、公務員も、弁護士や会計士、不動産鑑定士のように個人にダイレクトに賠償責任が及ぶようにした方がええんとちゃうかなぁ?少なくとも上の役職の人間には責任の重さを自覚させるように制度を変えないとダメなんじゃ。

市長が逃げた!


 前のエントリで、市が控訴を断念するのを発表した時に市長が原告側の感情を逆撫でするような発言をしたことについて触れた。

須賀川市役所『須賀川市長の記者会見の内容』(ウェブ魚拓)”より
ご承知のとおり、本市はこの民事訴訟において、原告の訴えのすべてについて争っていたのではありませんが、判決では、本市が主張しておりました元部長によるいじめはなかったことや事故の発生については、学校だけではなく、医師から直接診断結果を聞かされていた原告側にも、「自ら結果の発生を回避する選択肢を探ることもあり得た」という、一定の過失があったことなどが認められております。


>医師から直接診断結果を聞かされていた原告側にも、「自ら結果の発生を回避する選択肢を探ることもあり得た」という、一定の過失があった
・・・この一文は余計かと。こんなのを言っちまうと、「親にも過失があるけど仕方が無いから市が負けてやった」とも聞こえるぞ。
 この記者会見の文面を考えた奴は、火に油を注ぎたがる放火魔なのか、それとも真性のバカなのか、はたまた愉快犯orユダ(内部工作員)なのか? どうにしろ、須賀川市のリスクマネジメントは未だ改善されていないというのだけは分かったわ


 やっぱりというか、この一文は2ちゃんねるのニュー速スレなどで叩かれたワケでありますが、その様子を知ったのか、10日の深夜(11日午前)になって市のサイトからこの記者会見の全文を載せたページが消えた!

問題のページ
※4月14日朝の時点では会見の中身は消されたまま。

・・・・。
「市は、また“してはいけないことをしましたね”」

※4月15日追記
 14日中に記者会見の内容が再アップされた。どうやら少女の親御さんからツッコミを受けた事で加筆を加えた模様。
(ただ、我々の反応を見ても分かるように、こういう作業は一気にやらないといらぬ誤解を与えてしまうと思うよ。)

須賀川市役所『須賀川市長の記者会見の内容』”より
(はじめに)
平成21年4月10日に原告ご両親に謝罪にお伺いした際、4月7日の記者会見における発言内容の一部に、不適確な部分があったのではないかとのご指摘を受けました。
私としては、報道を通して市民の皆様に対し、今回の判決を受け入れ、控訴しない理由等について申し上げましたが、一部において説明が不足していた部分がありましたので、ご両親に対してお詫びいたしました。
なお、すでに発言した内容を削除してしまうと、さらなる誤解を招きかねませんので、原文を残した上で判決文の趣旨に沿い、意図するところを加筆させていただくことといたします。

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被告側が控訴を断念、民事訴訟は決着へ[須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件(PART22)]

2009.04.07/Tue

※判決の中身については【真相解明へ大きな一歩!学校側の責任が認定される[須賀川市立第一中学校暴行事件(PART21)]】の記事を参照してください。

決着


 被告側の動向が注目されている須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件。今日、須賀川市の橋本市長は控訴しない方針を発表した。

FCTニュース『柔道部での事故めぐる裁判 須賀川市控訴せず』(ウェブ魚拓)”より
 両親の訴えに対し、先月、被告の須賀川市などに損害賠償の支払いを命じる判決が言い渡されましたが、須賀川市は、きょうまでに、控訴しない方針を決めました。
*須賀川市・橋本市長の会見
「この問題の一日も早い解決を図るため、須賀川市としては、判決結果を受け入れ控訴をしないことといたしました」
「本当に望まれるのは、今も意識が戻らない元女子生徒の回復だと思います。互いに過失の軽重を法廷で争うことでは決して見出すことのできないこの希望を、今後はご両親と共に願ってまいりたいと考えております」
 市が控訴しないことで、賠償金の支払いを命じられていた県や男子生徒側も控訴を見送るとみられ、判決は確定することになります。


 この翌日(8日)になって県と加害者の動向も明らかになった。

河北新報『市・県など控訴断念 須賀川一中柔道部事故』(ウェブ魚拓)”より
県の遠藤俊博教育長は「被害者救済を優先させた市の決断に従いたい」と話し、市などともに被告になった元柔道部長の少年(19)の代理人も「判決に不服がないわけではないが、市や県に対応を合わせる」と述べた。


決まった!

 これで事件は本当の意味で一区切りを迎えたってことっスね。何はともあれ、えがったエガッタ(ダニエル=カール風に)。この期に及んで控訴されて裁判が長引こうなら、消耗戦になって親御さんがダウンしてしまう危険があるからなぁ。
 
 これを受けて、被害者の少女の親御さんもコメントを出している(同じくFCTニュースより)

*女子生徒の父親インタビュー
「もともと事故の原因をはっきりさせないまま、言葉だけの再発防止ですから、私は意味のない再発防止だと思っています。当時の学校、教育委員会の管理職のけじめをきちんとつけてもらわない限りは、私はこの裁判は終結したとは思っていません」
*女子生徒の母親インタビュー
「できるだけこれから娘のことに集中して生活していきたいと思います。いつか意思の疎通ができる日がくると信じて、日々頑張っていこうと思っています」


・・・となれば、後は事件の隠蔽を図った連中への裁きと、
「裁き」のサタン
「裁き」のサタン(女神転生シリーズより)

事件の疑問点の洗い出し(個人的にはやっぱ救急車を呼んだ時間がどうなのかが気になる)、そして類似事件の再発防止に話は移っていくのだが・・・・とその前に、8日になって市側の本音が飛び出した。

市の往生際の悪さ?

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