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はぐれ士(さむらい)の風来記(仮)

社会経済から雑談に使えそうなニッチなネタまでを無節操に提供していくブログ。



[お知らせ]
時系列まとめ的な記事を書いてみました
過去エントリから須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件を振り返ってみる

鳥越さん、新聞も自殺の方法を広めちゃってますが?――硫化水素自殺事件

2008.04.25/Fri

(追記)
・・・・アクセス解析を見てたら怖くなってきたので、「余計なお世話だ」と言われるかもしれないけど一応書いておく。
硫化水素について調べてどうするつもりですか?
万が一、硫化水素で「何か」をするつもりなら止めとけ。ずっと後ろ指を指される事になるぞ。

「ネットが悪い」というステレオタイプ


 最近頻発している硫化水素による自殺。これに絡んで鳥越俊太郎さんはテレビ番組でこんな事を言っていたそうな。

J-CASTニュース『硫化水素自殺が続く 鳥越「ネット情報見た連鎖」』”より
 ジャーナリストの鳥越俊太郎は「明らかにインターネットで情報を見た連鎖反応、練炭自殺に変わる方法でまるで流行のようだ。社会が病んでいるとしか思えない」と。


 ・・・またマスゴミお約束の「ネットが悪い」ですか? これに似た事を毎日新聞が社説に書いている。

毎日新聞『社説:硫化水素自殺 死を誘発するサイトの罪深さ』”より
命を軽んじる風潮を背景に、自殺へと駆り立てるインターネットの魔力の不気味な広がりに、慄然(りつぜん)とするばかりだ。


 えと、確かに自殺のやり方を詳細に解説しているサイトが存在している事は問題だと思う。だけど、それがあるからってだけで自殺が頻発していると考えるのは、ちょっと早まってるんじゃないですかね?
 むしろ、新聞やテレビといった既存メディアが連日のように硫化水素自殺を報道している事が、自殺を誘発させているのではないだろうか?

まだまだ既存メディアの影響力は強い


 近年「ネットの影響力が云々」と言われているが、既存メディア(マスコミ)の影響力はまだまだ強い。事実、ネットを活用している人でも、新聞やテレビのニュースからも情報を仕入れているという人は多いと思う
 そんなマスコミ(特にテレビ)が毎日毎日硫化水素自殺の話を流してれば、嫌でも人の耳に入ってしまうものだ。

 自殺を考えている人がテレビや新聞で硫化水素自殺を知る
→自分もそれで死のうと考える
→ネットやそのテの本で情報を仕入れる

――というのが最近の自殺のメカニズム(と言っていいのかな?)だと思われ。つまり、鳥越さんや毎日新聞が言ってるように「1から100までネットが悪い」というのは間違いなのだ。

何でもかんでも報道するのも考え物


 自殺のやり方を紹介しているサイトを規制する事も必要だけど、マスコミも模倣者が出てくる事を考え、こういった事件を報道するのは自重する必要があるのではないですかね?
 これに絡んで、自殺予防学会はマスコミに対し、他の自殺を誘発しないよう自殺報道に配慮する事を求める声明を出している。
時事ドットコム『硫化水素自殺の報道、配慮を=予防学会が緊急アピール』

新聞が自殺のやり方を紹介?


 あと、newsingで取り上げられてたのだけど、中日新聞が硫化水素自殺のやり方を記事に書いちゃっているのだがこれはいいのか?

中日新聞『硫化水素発生させ店員を中毒症状に 愛知・常滑の学生逮捕』”より
 調べでは、男は17日午後5時50分ごろ、同市内のドラッグストアの店外トイレで、店で購入した〇〇剤と〇〇剤を混ぜ合わせ、硫化水素を発生させ、異臭に気づき点検に入った男性店員(26)に気分が悪くなるなど軽い中毒症状を負わせた疑い。


管理人注:自主規制で引用文の一部を伏字にしました。


―――――
 この記事をアップしてから思った。「もしかしたら、こういう記事を書く事で私も誘発を招いているのではないか?」、と。
カテゴリ: 時事ネタ雑感
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