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はぐれ士(さむらい)の風来記(仮)

社会経済から雑談に使えそうなニッチなネタまでを無節操に提供していくブログ。



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「鮨は手で食べるのが通」は本当なのか?

2007.11.21/Wed

 『ミシュランガイド 東京版』で三ツ星店に選ばれた寿司屋の名店、銀座の「すきやばし次郎」。
 以前、フジテレビで水曜深夜に放送されているドキュメンタリー番組「NONFIX」でこのお店を取材した回を見ていたので(2004年5月放送)、興味本位で2ちゃんねるの「すきやばし次郎」関連スレを覗いてみた。

 スレを覗くと、こんな書き込みが目に入った。
「鮨は手で食べるものだ。」

鮨は手で食べるのが通?


鮨に関する話題で、よく「鮨は手で食べるのが通だ」という話が出てくる。しかし、鮨の歴史を見てみると、どうも「鮨は手で食べるのが通だ」と言うのはナンセンスらしい

※これから書く内容は、サトウサンペイ著『ドタンバのマナー』で得た知識を基にしています。
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5 社会人になる前に読みました


鮨は風呂上りに食べる物だった


 現代に普及している「にぎり寿司」は、江戸時代末期にそのルーツが誕生したそうだが、当時にぎり寿司というのは、風呂上がりの人をターゲットに、銭湯の前に出した屋台で売られていた物だったらしい
(なお、店舗を構えて寿司を出すという現代のスタイルも存在している。つまり、江戸時代の時点でいわゆる回転寿司と高級路線のスタイルに分かれていたということか。)
 で、風呂上がりで手は当然綺麗になっているということで、客は屋台で出される寿司をそのまま手掴みで食べていたのだという。

――これが、「鮨は手で掴んで食べる」のルーツである。

 なお、こちらのサイトに『ドタンバのマナー』に書かれている内容と大体同じものが書かれている。
Jun Pacific Corporation Pty. Ltd.『食品豆知識メニュー』

・手掴みで食べるのは屋台系の食べ方の名残。
・箸を使うのは店舗系の食べ方の名残。


 まとめるとこんな感じになるそうで、「手掴みと箸、どっちで食べるのが原則か?」は無問題であり、別に「手で食べるから通」というワケではないってのが真実のようだ
 要は、好きな方で食べてOKってことですかね(ちなみに、私は箸を使う派です)。

どっちで食べても欠点はある


 好きな食べ方でOKと書いたが、どっちの方法にも欠点がある事も書いておかないとマズイだろう。
 うろ覚えだが(本は実家に置いてある(汗))、本にはこう書かれていた。

・箸を使う場合:手は汚れないが、鮨が崩れやすい。
・手で掴む場合:体温が鮨に移ってしまう。


 手で掴むケースは、さっさと口に運んでしまえば無問題だろうが、鮨の持ち方に不慣れだと、長時間にぎりを持つことになりそうでマズイかもしれない。

※鮨の持ち方については、(直感でw)以下のサイトをピックアップしときます。
すし 山葵(わさび):鮨の食べ方を写真付きで解説。
WinChalow『にぎり鮨の正しい食し方(マウス法) ●実践編』:鮨の食べ方の乱れを憂いた人による、PCのマウスを使った解説。

寿司屋で酒を飲む人は嫌われる?


 この記事を書くのに色々なサイトを巡った。情報をまとめると、鮨を食べる際は次の点に気をつけた方が良いみたいですな。
・あまり肩肘張らなくてOK。
・箸と手掴み、どっちでも構わないが、綺麗に食べること。
・鮨が出されたら、出来るだけ早く食べるべし。放置プレーはダメ(笑)
・上に関連して、酒を飲みながら鮨を食べるのを嫌がる板前さんは多いらしい(戦前だと寿司屋で酒は飲めなかったとか)。

[関連リンク]
てんちょの花鳥風月(味の素ホームページ)『【鮨の作法】』:寿司の起源や用語の説明。
錦寿司ホームページ『寿司屋に聞こう!!』寿司屋に関する様々な疑問にお答え。
ためしてガッテン『新春スペシャル 和食の極み 寿司の神髄 大研究』:この手の話では定番として。


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