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はぐれ士(さむらい)の風来記(仮)

社会経済から雑談に使えそうなニッチなネタまでを無節操に提供していくブログ。



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時系列まとめ的な記事を書いてみました
過去エントリから須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件を振り返ってみる

激しく痙攣してれば医者に見せるべきじゃ?――小田原城北工業高校死亡事故

2007.11.02/Fri

 つい最近発覚した熊本県開新高校空手部の事故でも分かる通り、生徒を指導する立場の人間は、医学的知識を常に持ち合わせておく事が望ましく、また、少しでもヤバイと感じれば、過剰といわれても医者に診せるのがベターである。
 ただ倒れただけでなく、痙攣起こしたり口から泡を吹いていればなおさらである。

 さて、開新高校の事故を取り上げた時、「この事故はとある学校で起きた事故と似てるなぁ」と思った。
 その“似てる事故”とは、今年4月に日テレ『報道特捜プロジェクト』で取り上げられた、神奈川県立小田原城北工業高校で体育授業中に起きた死亡事故である。

 事故の概要は以下の通り。

・体育の授業中に生徒がぶっ倒れる。呼吸が激しく乱れていた。
・生徒を見た体育教師は過呼吸と判断。保健室に連れて行く。
・保健室に運ばれてからしばらくした後、脈拍140、生徒は首の痛みを訴える&身体を激しく痙攣させるなど、素人が見ても明らかにヤバイ症状を見せる
※ここまでは、生徒が倒れてから1時間程度の話。
・それでも養護教諭は過呼吸と判断し、救急車を呼ぶ事は考えなかった。

―――――
・倒れてから3時間後、学校は一人では歩けないほどフラフラになっていた生徒をタクシーで帰宅させる
・生徒、帰宅後に意識を失う。
・母、すぐに救急車を呼んで病院に運ぶも(学校で倒れてから3時間半経過)、すでに呼吸は停止しており、救急車を呼んでからおよそ1時間後に生徒は急性脳腫脹(しゅちょう)により死亡を確認。
―――――
・事故から半年後、学校は事故の調査報告書を提出するが、報告書から「生徒は激しい痙攣を起こしていた」という記述がカットされていた


 上はかなり大雑把なまとめ(汗)。事故の詳しい中身を知りたい方は、YouTubeに番組がアップされているのでそちらを参照していただきたい。

“"学校内事故"なぜ救急車を呼ばない? 1/3”


“"学校内事故"なぜ救急車を呼ばない? 2/3”


“"学校内事故"なぜ救急車を呼ばない? 3/3”


 さて、生徒の両親が県を相手取って訴訟を起こしていたが、今日、双方の間で和解が成立したそうな。

Yahoo!ニュース(時事通信)『解決金1000万円で県と和解=持久走で高校生急死の両親−横浜地裁』”より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071102-00000061-jij-soci
 神奈川県立小田原城北工業高校1年の小野朋宏さん=当時(15)=が2002年5月に体育の授業中に倒れ、帰宅後に死亡したのは、体育の教諭らが医療機関の診断を迅速に受けさせなかったためだとして、父茂明さん(58)=同県大井町=ら両親が県を相手に約6700万円の損害賠償を求めた訴訟は2日、県が1000万円の解決金を支払うことなどで横浜地裁で和解が成立した。
 和解条項には、(1)県は早期に医療機関で治療を受ける機会を失わせたことを両親に陳謝する(2)県は同種の事故が起きることのないよう最大限努力することを両親に誓約する−ことも盛り込まれた。


 損害賠償の他、県に念書を書かせたそうだけど、「隠蔽工作の事実の全容解明」も明文化した方が良かったのではないかと思いますね。
 同じような事故を起こさないためにも。
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